更年期障害ってなに?

2019年09月22日

更年期障害は一般的に、更年期と呼ばれる閉経前後の10年程度の期間に起こりやすいと言われています。
日本人女性は50歳頃に閉経することが多いので、45歳頃から55歳頃までの期間が更年期に該当します。
ただし、閉経の時期は個人差も大きいので、更年期障害が起きる時期をはっきりと断定することはできません。
人によっては40歳頃から更年期障害の症状が現れることもあります。
また、症状の程度にも個人差があり、起き上がれないほどつらい人もいればまったく症状がないという人もいます。

閉経前後に更年期障害が起きる原因は、卵巣の老化によって女性ホルモンの分泌量が低下するメカニズムにあります。
女性ホルモンが急激に減少した状態に体が慣れていないため、めまいやほてり、頭痛など様々な不調が引き起こされてしまうのです。
更年期に入ったばかりの頃が一番症状がひどく、年数が経過していくにつれて徐々に軽くなっていきます。
理由もなくイライラするなど更年期障害かなと感じたら、セルフチェックをしてみるのがおすすめです。
該当する場合には婦人科外来などを受診して適切な治療を受ければ、症状などを緩和できる場合も多くあります。
仕方のない事だからと諦めたりせずにきちんと専門機関に相談することが重要です。

また、最近では晩産化が進んでいて更年期に入る頃にはまだ子育て期間真っ盛りといったことも少なくありません。
共働き世帯も増えており、仕事のストレスを抱えている女性も多いのではないでしょうか。
その重圧が更年期障害と重なって、症状が重くなってしまうこともあります。

それから最近では、30代という若い年齢なのに様々な不調が現れる若年性更年期障害も増えています。
初潮年齢が早まっていることもあって、30代で閉経してしまう早発閉経になる人もいます。
過度なダイエットや睡眠不足、不規則な生活習慣などでホルモンバランスが乱れ月経不順などを招いてしまう場合もあります。

更年期障害はいつごろ出始めるのか

日本人女性であれば50歳前後に閉経をむかえる方が多くみられますので、更年期障害が出始める時期とは閉経が予想される5年ほど前からということになるでしょう。
この閉経になるおよそ5年前からは、イライラすることが増えたり突然汗が出たりなどの身体に不調が現れるのですが、これらの症状を更年期障害と呼んでいます。
メカニズムのポイントになるのは女性ホルモンのエストロゲンです。

エストロゲンは体内での分泌量が30代前半頃に大量に分泌されて、その後40代半ば頃からは急激に減っていくことがわかっています。
急激にエストロゲンが減っていく時期が、更年期障害が出始める時期と重なるものですから、閉経になる5年ほど前からイライラすることが増えて気になるといいます。

また、さまざまな症状が現れて医療機関を受診した結果、若年性更年期障害と診断される方がいらっしゃいます。
若年性更年期障害は、20代から30代といった閉経にはまだ少し早いという年齢の人が訴える身体の不調です。
どんな症状や不調が更年期障害にあてはまるのかを知る方法のひとつとして簡単にできるセルフチェックがありますから、いくつかの項目についてこたえをだし確認されてはいかがでしょう。
たとえば、「イライラしたり怒りやすくなることがあるか」や「暑いといえる環境ではないのに汗が出る」とか、「気分が落ち込むことが多く不安になりやすい」などがあげられます。